こんにちは、くーです。
巷で耳にする“ほったらかし投資”という単語…その由来とされる書籍の最新版『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』について紹介します。
こちらの本は、他にも様々な投資に関連する本を出版されている楽天経済研究所客員研究員の山崎元さんとインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチさんのお二人によって書かれました。
ぜひ、「誰でもできる、ほぼ最適な資産運用法」であるほったらかし投資術を学んでください!
本の概要
著者:山崎元/水瀬ケンイチ
出版社:朝日新聞出版
ページ数:224
【概要】
売れ続けてシリーズ累計7万2000部のベストセラー『ほったらかし投資術』が7年ぶりに全面改訂! おすすめのインデックスファンドが一新され、もっとシンプルに、もっと簡単に生まれ変わりました。iDeCo、NISAはもちろん、2024年の新NISAにも完全対応。
<公式ページより>
本の感想
投資するべきファンドを“ただ1つだけ”示した
今まで読んできた投資本の中で、投資するべきファンドを“1つだけ”示した本はありませんでした。
しかし、本書ではほったらかし投資術の最適解として『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』を挙げています。
どんな本でも数本のファンドを挙げたり、そもそもの本のタイトルが〇〇なファンド△選だったりと結局どれに投資するべきか最後の1つにまで絞って言及していません。
そのような中で本書は、しっかりとした理由込みで1つに絞っているため、投資初心者でも迷うことなく投資を始めることができます。
また、本書の中でみんな大好きS&P500との比較もなされています。
キレキレの質問コーナー
本書の第6章では、「よくある質問にお答えします」という題目で様々な質問にお二人がアンサーを出しています。
私は、この章が一番為になり尚且つ、一番楽しんで読みました。
最近流行のFIREについてや仮想通貨について、ほったらかし投資術の終わらせ方や一括投資かドルコスト平均法かといった多岐にわたる質問に真摯に答えられています。
ほったらかし投資術というか、つみたてNISAをはじめとする長期資産運用に必要な考え方や不安の解消について必要な知識や考え方がぎゅっと詰まった章でした。
投資本なのに投資をすすめない?
筆者の1人である山崎さんは、金融資産の形成ばかりを重視をする風潮に懐疑的です。
質問コーナーのFIREに関する場面で、
と述べている。
もちろん、お金を長期資産運用に回して、将来困らないだけの資産を築くことも大切であるが、それ以上に体験や思い出などに投資することの大切さも語っておられます。
以上、『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』の紹介でした。
いやー、本当に資産運用のバイブル的な本に仕上がっていると素人の私にもわかりました。
版を経るごとに進化しているみたいですので、ぜひ最新版を読んで下さいね。
また、こちらの本は両学長やトウシル[楽天証券]をはじめ様々なYoutuberやブロガーの方も紹介されているので、気になる方は覗いてみて下さい~
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