私の読んだ本の紹介~「人生の勝算」著:前田裕二~

皆様、こんにちは!くーです。

何回かブログにも書きましたが、時間のある時には読書をしております。そこで、読んだ本の気になったところや考えたことについて書いていこうと思います。

今回はSHOWROOMの創設者である前田裕二さんの著書、「人生の勝算」について紹介します。

この本を読むと何か動き出さずにはいられなくなります‼笑

行動力の塊である前田さんから、それくらいパワーを貰える本ですので是非読んでみて下さい!

それでは、私なりにおもしろいと思ったところを紹介していきます。

絆の大切さ

この本の第1章のタイトルは「人は絆にお金を払う」です。

本文中では最初のエピソードとして、幼いころに両親を亡くした前田さんが、小学生の頃にこの世の不条理と戦うためにギターの路上ライブでお金を稼ごうとする話が出てきます。

その中で、ある女性から「白いパラソル」という曲のリクエストがありました。

ここで前田少年は1週間後に演奏する約束をして、1週間後に練習をして演奏できるようになった「白いパラソル」を歌います。

この瞬間、その女性のために練習をし、曲を覚えたというストーリーから女性の特別な曲となり、1万札を置いて行かれたそうです。

絆を深めるには、ストーリーの共有が大事だということです。

これは他の様々なところでも見られており、本文中ではスナックやAKBでの場合が語られております。

私はこのエピソードからコミュニティの大きさも大事ですが、それ以上に所属するコミュニティの濃度を如何に濃くできるかが大切であると感じました。

また、正しい方法で行う努力の絶対量が大事と本文中で語っておられます。

確かに、上記のエピソードでもお客さんのために必死に練習することが大事であり、信頼を得るためには誠実に物事に取り組む必要があるという当たり前のことに気づかされました。

見極めてから掘れ

次に私が感銘を受けた部分はモチベーションを発揮する“方法”についてです。

上の題は第4章の副題のひとつなのですが、ここで前田さんのビジネスの行い方に感銘を受け、私は研究に活かそうと思いました。

見極めてから掘れというのは、金鉱掘りを題材にした話です。

金鉱があった際に、一般の人はとりあえず掘り始めてみます。

そこからある程度までは金発見へのモチベーションで掘り続けられますが、次第にモチベーションが続かなくなります。

しかし、前田さんの場合は確信が持てるまで事前調査を「妥協なく」行います。

金鉱近くの村の村長に話を聞いたり、今までの成功者から秘訣を聞くなど念入りな調査を行った後に、確信を持ってから掘り始めます。

そうすることで、絶対ここにあるという自信から金を掘り当てるまでモチベーションが続くというわけです。

この考え方は、アプリ公開当初の苦難の連続であったSHOWROOMをそれでも信じて、開発し続けたところにも活かされています。

モチベーションの維持のためには事前の準備が大切であることがわかりました。

自分の中に少しでも疑念が生まれるとモチベーションの維持が難しくなるというのは誰しも経験があると思います。

それなら、疑念の生まれる余地がないくらい信じられるプランを作る大切さを感じました。

また、前田さんは金鉱掘りの例として、道具などではなく、他の人に聞いて周るという方法を用いるところにコミュニティでの絆を作る大切さがここにも表れているのだと感じました。

 


 

上記以外にも、前田さんの考え方や信念に触れることで元気になれるエピソードがたくさん入った、素晴らしい本だと思います。気になった方はぜひ読んでみて下さい。それでは失礼します。

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