皆様、こんにちは!くーです。
今日は、「日本でFIREをするには」という観点で書かれた山崎さんの『日本版FIRE超入門』を紹介します。
皆さんは“FIRE”という単語をご存じでしょうか?
「Financial Independence Retire Early」の頭文字を取った言葉で、日本語訳すると「経済的自立と早期退職」ということになります。
アメリカで流行し、日本にも徐々に浸透し始めた考え方ですね。
FIREに関する本と言うと、投資・副業での稼ぎ方に関する本が多い中で、この本ではFIREに向けて積み立てるべき資産の計算や日本の制度の使い方など、まさに“日本版FIRE”に焦点を当てた一冊でした。
本の概要
基本データ
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タイトル:普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門
著者:山崎俊輔
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
著者:山崎俊輔
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
構成
第1章:FIREのキホン
第2章:もっと、もっと、もっと、稼ぐ
第3章:1円でも貯蓄額を増やすために節約する
第4章:貯めたお金をできるだけたくさん増やす
第5章:FIREのために絶対必要な知識
第6章:FIREを実行する3つのパターン
第7章:FIREに成功したあとのメンテナンス術
第2章:もっと、もっと、もっと、稼ぐ
第3章:1円でも貯蓄額を増やすために節約する
第4章:貯めたお金をできるだけたくさん増やす
第5章:FIREのために絶対必要な知識
第6章:FIREを実行する3つのパターン
第7章:FIREに成功したあとのメンテナンス術
感想
今までのFIRE本には無かった、様々な視点が入っておりとても参考になる一冊でした。
中でも、退職金や年金制度について充実した内容が書かれており、今まで自分では気づかなかった新たな視点が得られます。
FIRE本の多くは、転職を薦めておりますが、転職のデメリットとして退職金が減ることに触れている本は見たことがありません。
転職で年収を上げることも大切ですが、トータルでどうなるのかという視点でみる必要性を感じました。
また、退職金や年金制度以外にも、FIRE本にしては珍しく持ち家推奨であったり、投資はS&P500やオールカントリーなどの株式100%のものではなく、バランスファンドを推奨したりと今までのFIRE本には無かった考え方に出会えます。
また、年齢別のFIREの方針についても書かれており、具体的な資産額を考える際の参考になります。
日本でFIREを目指す際には、読んでおくべき一冊です。
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