私の読んだ本の紹介~「カラフル」著:森絵都~

自分の視野は狭くなってないか、と考えさせてくれる本です。

本日は、高校生が読みたいNo.1であり、ヤングアダルト小説の代表と言われる森絵都さんの著作『カラフル』を紹介します。

友人から薦められて、読んでみました。

この本を読むと、最後にはスッキリとした読後感が味わえます!

十人十色と言いますが、人ひとりの中にも様々な色があると感じることができます。

本のデータ


タイトル:カラフル
著者:森絵都
出版社:文春文庫
ページ数:272
【概要】
「おめでとうございます、抽選に当たりました!」生前の罪により、輪廻のサイクルから外されていた僕の魂は、天使業界の抽選によって再挑戦のチャンスを得た。それは、自殺を図った少年、真(まこと)の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならない修行だった。天使のガイドのもと、真として過ごすうちに、僕は家族や友人の欠点が見えてくるようになって……。深刻なテーマを、森さんならではのユーモアで包み、あたたかくホロリとさせる不朽の名作、ついに文庫で登場です。(SY)
<文春文庫>

感想

1. ストーリーの面白さ

前半の陰鬱な雰囲気から、後半には綺麗な結末に向けて物語がシュッと収束していきます。

そのため、読むにつれてページをめくる手が止まらなくなっていきます。

主人小や周りの人々の心情が明らかになるにつれて、自分の考え方や他人の見方に付いて考えさせられます。

また、この本を読むと人生なんてひとつの「ホームステイ」だという新しい人生観にも出会えます。

2. スッと入ってくるユーモア

物語の端々に、ふとジョークが挟まれます。

それが爆笑するほどではありませんが、心がくすっとするような、ちょっとした笑いを与えてくれます。

また、主人公のガイド役として登場する天使は、何とも言えない軽薄さを有していますが、それが物語と良い意味でミスマッチを起こして、重いストーリーに軽さを与えてくれています。

そのため、内容としては重い話ではありますが、サクサクと読むことができました。

3. “カラフル”について

最後に、この本のタイトルについて。

作中では、この記事中でも書いたように人々の人生や考え方の比喩表現としての色やカラフルという言葉が登場します。

これでタイトルについて、なるほどなと納得ができるのです。

ただ、さらにカラフルというタイトルの通りだなと感じるのが、作中の色表現です。

様々な情景描写で、色が細かく表現されており、ここにも“カラフル”要素が!!と気づいた時には嬉しくなりました。


この本を読むと、最後にはスッキリとした読後感が味わえます!

あなたもぜひ、読み終えた後の感動を味わって下さい!

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