皆様、こんにちは!くーです。
目標達成のために必要な習慣について書かれた「やり抜く人の9つの習慣」を紹介します!
中には当たり前だと思うこともありますが、習慣化するための具体的な方法がかかれているのが良かったです。
本の概要
高い目標を達成できる人には共通する思考や行動があります。
目標達成のための思考や行動を9つの習慣に落とし込んだのが本書となります。
目標達成に必要な9つの習慣とは?
多くの人は高い目標を達成することができません。
それは何故でしょうか?
多くの人は「才能がないから。」「私には向いていなかったから。」と生まれつきの能力差によるもので高い目標が達成できるかどうか、つまり成功できるかどうかが決まると考えます。
しかし、コロンビア大学でモチベーション理論を教える社会心理学者である本書の著者は冒頭で以下のように語っております。
つまり、筆者によると高い目標達成のために必要なことは「才能」ではなく、「思考や行動」が大切だということです。
その思考や行動を9つの習慣として紹介しているのが本書になります。
ここで2つ注意点があります。
1つ目は、成功者はこれら9つの習慣を本人が全く意識していない場合も多いということです。
つまり、最初のうちは意識して行うので構いませんが、徐々に「習慣」として無意識に行えるようになる必要があるということです。
2つ目が、実際の行動に落とし込むところまでやって意味があるということです。
「あたりまえで、簡単に実行できる」ことと「誰もがあたりまえに実行している」ことはイコールではないということです。
知識を得るだけではなく、行動に移すことで経験を得ましょう!
9つの習慣を紹介
➀目標に具体性を与える
②目標達成への行動計画をつくる
③目標までの距離を意識する
④現実的楽観主義者になる
⑤「成長すること」に集中する
⑥「やり抜く力」を持つ
⑦筋肉を鍛えるように意志力鍛える
⑧自分を追い込まない
⑨「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
if-thenプランニングを使おう!
私もこれから習慣にしていきたいと感じた「if-thenプランニング」について詳しく解説します。
「if-thenプランニング」については、『②目標達成への行動計画をつくる』の章で書かれております。
さて、「if-thenプランニング」とは直訳すると「もしこうなったらこうする計画」となります。
例を挙げると、「もし16時になったら(if)、今日かけるべき電話はすべてかける(then)」といった感じです。
事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておくことで実行できる確率が高くなります。これは心理学で効果の実証がされている方法です。
ここで個人的に大切だと感じたポイントは、事前に「いつ」やるかを決めておくことだと感じました。
目標として、「何を」やるかを決めることは簡単ですが「いつ」やるかも決めるためには事前にスケジュールを考えておく必要があります。
こうすることで、目標達成のために必要な行動をする時間が取れるようになり、実際に行動に移すことができるのだと考えました。
これに加えて、「if-thenプランニング」を目につく場所に書いておくか周りの人に伝えることで、より確実に実行できるのではないかと考えました。
「➀(if)もし、Xだったら、②(then)Yをする」(=if X happens, then I will do Y.)具体例
➀(if)もし、午前中に報告書を書き終えられなかったら、
②(then)午後最初の仕事は、その報告書を書き上げることにする。➀(if)もし、同僚とのおしゃべりで仕事がはかどらないなら、
②(then)おしゃべりタイムを5分と決めて、5分後には仕事に集中する。➀(if)もし午後6時になったら、
②(then)会社のジムで汗を流す
感想
目標達成のためにはいかに、目標達成のために必要な行動を取れるように自分をマネジメントするかが大切なのだと感じました。
また、そのためには当然ながらメンタルから鍛えることが必要だということもわかります。
これらのことができるようになるための、仕組化として「if-thenプランニング」という考え方を知ったことが一番の収穫でした。
今後の、研究・自己投資に使っていこうと思います!
ご一読ありがとうございました、それでは失礼します。
また、本書はAmazon prime readingでも読むことができます。
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