私の読んだ本の紹介~「入社1年目の教科書」著:岩瀬大輔~

皆様、こんにちは!くーです。

今回は新入社員が読むべき本としてネットでよく見かける「入社1年目の教科書」を読んで特に感銘やを受けた部分や納得できた部分について書いていきます。

内容としては、新入社員が気を付けておくべき50のポイントが順番に解説されている本です。1つ1つのポイントについてはそれほど長くはなく、空いた時間にサッと読みやすい本でした。書いてあることは真っ当なことが多かったですが、極端であったり、ストイックすぎるなと感じるものもをいくつか含まれておりました。

その中でも、特に気になったことについて書いていきます。

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4. 単純作業こそ「仕組み化」「ゲーム化」

いかに単純作業を効率的に行い「仕組み化」し、どれだけ早く仕事を終わらせられるか「ゲーム化」する。のように、嫌々と作業を行うのではなく、自分なりの工夫や取り組み姿勢を持って仕事にあたろうというものです。また、着眼点は早さだけではなく、作業の細かさなど各々の着眼点を持って仕事に取り組めば、自分なりの付加価値を仕事に付与できると書いてありました。
私は自分なりの付加価値を仕事に付与するという考え方に感銘を受けました。仕事というのは付加価値を生み出していくものだと私は考えております。ただし、データ入力や物品運搬等の単純作業は若く手の空いた新人の嫌な雑用だと捉えていました。しかし、このような誰もが「うわー、雑用かよ…」と思う様な単純なものからでも付加価値を生み出せる人が大きな場でも付加価値を生み出せる人だと思うようになりました。ぜひ、社会人になった際には、様々な仕事で自分なりの付加価値を付けていきたいと考えております。

23. 目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ

成長する人材というのは、目の前にある商品を売ることができるだけでなく、企業価値を高めることができる人材である。そのためには、会社の目的や業界の流れなど全体的な視点を持ち、自分自身の仕事がどこに貢献できるかを考えながら行動することであるという風に書かれておりました。
これは今の研究活動にも当てはまっていると考えました。私の思っている自分の研究の立ち位置と、教授が思っている私の研究の立ち位置、そして世界全体としての私の研究の立ち位置には大きな隔たりがあると思います。私は自分の研究だけに没頭するのではなく、世界中の研究を見渡すことで、自分の研究が化学全体の発展にどのようにして関わっていけるのか。また、そのためにはもっと研究をどのような方向に進めなければいけないのかを日々、調査して考えておく必要があると思いました。

48. 社内の人と飲みに行くな

会社内の人とは飲みに行く以外にも仲良くなるための手段はあるため、仕事が終わった後は社内の人間とつるまずに、社外の人と交流することで様々な立場や考えの人と付き合うことができるため、成長ができると書かれておりました。
全く、社内の人と飲みに行かないのは現実として難しいとは思いますが、社外の人と積極的に交流することは大切だと感じました。今、化学業界では新たなイノベーションを起こすためには今までの技術や考え方の融合が大事だと言われております。それは人でも同じだと思いました。様々なバックグラウンドの人間がお互いの話をすることで新しい考え方や組み合わせを導き出すことができます。そこから、新たな価値やビジネスを生み出せると私も考えております。そのため、社内の人間関係も大切にはしつつ、社外の全く普段では関わらないような人とも話してみることは大切ではないかと思いました。

 


 

以上、「入社1年目の教科書」を読んだ感想でした。また、入社する前に読み返そうと思う本でした。

それでは、失礼します。

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