偏差値40代の高校から偏差値60の国公立大学に合格した私の勉強法~化学~

受験勉強

こんにちは!くーです。

今回は私の勉強の仕方の化学編です。化学は暗記教科だと言われますが、全てがそうなわけではないです。有機化学や無機化学は暗記が占めるウェイトが大きいですが、理論化学は思考力が問われる問題が多いです。暗記に躍起になるのではなく、覚えた知識の使い方もしっかりと練習しましょう。

私は以下の方法でセンター試験・個別入試ともに8割以上の点数を取ることができました。

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必要な知識の暗記

最初に化学は暗記だけではないと書きましたが、最初は暗記です。教科書レベルの問題集でかまわないので2~3周解き、必要な知識をしっかり覚えましょう。教科書レベルの問題が解けるようになれば、次のステップに移っても大丈夫です。ちなみに私は「セミナー 化学基礎+化学」という、学校で配られた問題集でこのステップを行いました。

問題演習

必要な知識を身に付けたら、あとはひたすら問題演習を行いましょう。私は「実践 化学重要問題集」を使っていました。よく「重問」と呼ばれるものです。順番に解いていき、間違えた問題にチェックをつけておく、そして1周目が終わればチェックが付いている問題を解く2周目に入る、再び間違えた問題には新たにチェックをつけておき、2周目が終わるとチェックが2つ付いているものを解く3周目に入る…といった感じで、できない問題をなくしていきました。
重問は分野ごとに順番に出題されるため、間違えた問題が多い分野や解説を読んでも理解できない分野は上で紹介した「セミナー 化学基礎+化学」や教科書を読みなおして復習していました。この重問は量が多く、難しい問題もあるため大変ですが、この一冊が完璧に身につけば旧帝国大や早慶以外の大学なら合格レベルの実力を身に付けることが可能です。頑張って取り組んでみて下さい。


過去問

やはり、最後は過去問です。受験する大学の傾向をつかみましょう。また、記述式の解答をしっかりと書けるように学校の先生にお願いして私は指導を受けました。自分が頭でわかるのと、他人に文章で伝えるのは別です。しっかりと他人を納得させる文章と論理展開を身に付けましょう!

化学学習のポイント

わたしが化学を学習する際に、気を付けていたことを以下に示します。

➀理論化学の計算は単位を書いておく。
単位を書いておくことで、その計算で求めるものが本当に答えなのかを確かめることができます。例えばモル計算の問題で、分子量100の分子Aが20[g]ある場合、何モルかという問題があったとします。この場合、

20 [g] ÷ 100 [g/mol] =0.2 [mol]

と書いておくと、後々見直しがしやすいですし数字が逆になり、立式を間違えることもなくなります。上記のように簡単な問題だと、単位を書かなくても計算できますが、複雑な問題には威力を発揮するので是非、試してください。

②図と併せて覚える
特に無機物質の範囲で役に立ちます。無機は様々な物質の性質や色などを覚える必要があります。この際、ひたすらに字だけ書いたり見たりして覚える学習は味気なくしんどいものです。そこで、資料集などを見ながら写真と共に覚えることで楽しく覚えることができます。また、これは視覚的にも学習できるため学習効果も高いです。私は「サイエンスビュー 化学総合資料」を使っていました。

③有機化学の反応は図を自分で書けるようにしておく
構造決定問題と並んで、有機化学の反応は頻出です。脂肪族およびベンゼンの反応をまとめた図を自分で書けるようになりましょう。私は、「反応試薬のみ書いてあり、化合物の構造が空白」の図と「化合物の構造のみ書いてあり、反応試薬が空白」の図の2つを作り交互に解いていました。

 

以上、化学の勉強法について書いてきました。化学は暗記分野をさっと覚えて、身に付けた知識の使い方を如何に早く身に付けられるかが大切です。このことを頭に入れて、勉強に取り組んでください!

それでは、失礼します。

 

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