私の読んだ本の紹介~「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」著:グレッグ・マキューン~

努力で何とかするのはやめませんか?

本日は、グレッグ・マキューンさんの著書『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』を紹介します!

やらなけれいけないことが多いあなた!この本を読むことで、どのように物事に取り組めばよいかが分かります。

私はこの本から重要なことを、“いかに楽しく”することが大事だと気づかされました。

有名な『エッセンシャル思考』の著者の最新作であり、前作では“何を”やるかに注目したのに対して、今作では“どのように”やるかに焦点を当てたというのが気になり読んでみました!

前作の記事はこちら

本のデータ


 

タイトル:エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
著者:グレッグ・マキューン
出版社:かんき出版
ページ数:268
【概要】
最近、こんなふうに感じたことはないだろうか。

  • 目標に向かって努力しているのに、なぜかうまくいかない
  • 走っても走っても、ゴールに近づかない
  • やりたいことがあるのに、エネルギーが足りない
  • いったいどうして、何もかもこんなに大変なんだ?

成功するためには不断の努力が必要だ――そう信じて、私たちは今まで頑張ってきた。
最高の成果を上げるために必死で働き、脳と体を酷使する。
疲れていなければ頑張りが足りないのだと思って、いつも限界まで自分を追い込む。
ところが、努力の結果は、思うようには返ってこない。
頑張れば頑張るほど、前に進むのが難しくなる。
2倍働いているのに、気づけば半分しか進んでいない。

本当は、何もかもがそんなに大変である必要はない。
頑張ってもうまくいかないなら、別の道を探したほうがいい。

エッセンシャル思考は「何を」やるかを教えてくれた。
エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術だ。

いちばん重要なことを、いちばん簡単なやり方でやる。
そうすれば、余裕で思い通りの成果が出せる。

エフォートレス思考を読めば、

  • 「我慢」が「楽しい」に変わる
  • 最適なペースを見つけられる
  • 複雑なプロセスが驚くほどシンプルになる
  • 一度の意思決定で、未来の無数の選択を省略できる
  • さまざまな問題を未然に防げる
  • 人づきあいのストレスが減る
  • その他、人生のあらゆる面に応用できる


<かんき出版>

本の概要

本書は、エフォートレスな「精神」「行動」「しくみ化」の3パートに分かれています。

本書は、様々な事例と共に各パートで伝えたい内容を紹介しており、分かりやすいうえに教養も付きました。

全体を通して感じたこととしては、「精神」「行動」をしっかりと噛み砕いて自分のものにし、「しくみ化」に移っていければなと思いました。

下に、各パートで私の印象に残った話を紹介します。

1. 精神

習慣は「何を」やるか、儀式は「どのように」やるか

習慣と儀式の違いは何か?と問われて答えられるだろうか?

その違いは、行動を起こしたときに“満足”を感じられるかどうか、である。

この“満足”感を得るために、儀式では「どのように」のやるか、つまり方法を大事にするのだ。

儀式は自身の行動に意味をもたせることで、心を落ち着ける効果や不安をしずめる効果があり、エフォートレスな精神へと導く。

そのため、日々の習慣の中に自信が“満足”感を感じられるようなものを取り入れ、習慣を儀式に変えてみよう

ちなみに、本書の中には何人かの偉人の「儀式」が紹介されいました。気になる方はぜひ、本書をお読みください。

2. 行動

ゼロから始める

複雑なものから初めて、小さくしたり簡単にしようとするのではなく、ゼロベースで始めて必要な物だけピックアップすればよい。

人間だれしも、しっかりやろうとしすぎて物事を複雑にしてしまった経験があると思います。

しかし、大抵の場合それは自分自身の自己満足であり、余計な部分が多いことがあります。

そのため、ゼロから考え、ゴールまでのステップ数をできるだけ少なくしましょう

本書の中では、筆者の事例やAppleの開発チームの事例が紹介されており、エリート達でも陥ることが分かります。

3. しくみ化

重要な情報は外側からやってくる

個々のアイデアを結びつけることで、新たなアイデアが生まれる。

そのためには、自分の専門分野の外側の知識を仕入れて、直線的な知を相互に結び付けて累積的な知を形成する必要がある。

実際に、最高のアイデアが生まれるのは、既存の知識に「意外な組み合わせの侵入」が起こったときだというのが大学の研究として発表されていることを本書では紹介している。

「〇〇」×「△△」という話や、今は化学研究の世界でも“複合”というものに熱が注がれていたりと、組み合わせが大事になっていることは私自身肌でよく感じています。

そのためには、今まで自分の分野では非常識であった、他の分野の常識を持ってくる必要があるということです。

そのためには、読書は有用だと感じており、実際にこの本にも「読書は、この世でもっともレバレッジの高い活動だ。」と書かれています。


重要なことを、“楽に”することが大事だと気づかされました。

やらなけれいけないことが多いあなた!この本を読むことで、どのように物事に取り組めばよいかが分かります。

この本を読んで“エフォートレス思考”を学び、あなたも最小の努力で最大の成果を手に入れましょう!

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